古から続く伝統的な鍼灸治療を行っています
鍼・灸で 『バランス経絡治療』 のご説明
はり・きゅうは、単に痛みのあるところに刺激を加えるのだけではなく、
からだの上下・左右のツボの状態を診て、患部はもちろんのこと、
手足の重要なツボにはりやお灸をして経脈という気の流れのバランスを調え、
少しずつ根本的に体質を変えてゆく療法です。
(長年積み重なるからだの疲労や歪み、積み重なる風邪(カゼ、ふうじゃ)を
取り除くには少し時間が掛かります)
東洋医学は、からだの上下・左右(陰・陽)のバランスや、
脈診、腹診、切経(経絡の流れをなでさすって皮膚の状態をみる)
などでからだの状態を診て自然治癒力を活性化する自然療法です。
はり・きゅうの施術に慣れるまでの流れ
まず反応の出ているツボを確認して頂き、その後に、経絡という気の流れで繋がっている上下・左右にある、確認したツボとは異なるツボにはりやお灸をします。
刺鍼してしばらくすると →
はりをする前とは全く痛みの感じが異なり、今まであったツボの痛み自体が半減、または消失するのを感じていただけます。
その時に、胃腸の働きが低下している方は、お腹が動き出しグルグルと消化管の動き出すのを感じられます。東洋医学(鍼灸・漢方)では胃腸の働きが元気の根本と考えています。
(ある程度、健康状態のよい方はかなりよく実感できます)
逆に病が深い、健康状態がかなり悪い状態ですと実感もしずらくなります
からだの状態がよくない方でも、数回の治療を重ね、積もった風邪(ふうじゃ)がある程度抜け、体質がよくなればその場での効果がより一層感じられるようになります)
はりをした直後すぐにツボの状態が変化すること(速効性)は、
『瞬間経絡現象』
という言葉で呼ばれています。
はりをする前と後の反応の出ているツボの痛みかたが全く違う状態となります。
ぜひ痛みの少ない伝統的な、はりとお灸の心地よさを実感してみて下さい。
→ 原穴診断治療法 について