手作りせっけん 質問箱から

どうして作った日が書いてあるの?  どうして突っ張らないの?

 

 

 

 

 

 

 

質問箱


○○が治った、○○が減ったなどのうれしいおたよりもありますが、ここでは困った!をおこたえします。

 

Q1 溶ける!


A はい溶けます・・・と言うしかありません。融点(個体が液体になる温度)が体温より低い油ばかりを
使っているので溶け易くなります。気温30度、湿度80%以上ですとてきめんに溶け崩れます。
製造工程でできるグリセリンは保湿成分でもあり洗浄の助けになりますが水分を引き寄せます。
使用後は水気をよくきって、風通しのよいところへおいてください。溶けてしまったらクリームせっけん
として使うのも手です。

 

 

Q2  食器を洗ったらぬるぬるしてすべる


A はい滑ります・・・でも2・3回がんばると滑らなくなります。合成洗剤の界面活性剤は食器に被膜に
なって残ります。これとせっけんが反応してぬめりを生むのです。切り替えたとき、最初は滑るぞと
覚悟して気をつけて洗ってください。界面活性剤が取れれば滑らなくなります。手荒れの心配なく
生分解され環境にもやさしいのでぜひお試しください。(市販の液体石鹸でも同様です)

 

 

Q3  髪を洗ったらきしきしのごわごわになった


A これも界面活性剤のしわざです。酢・クエン酸・レモン汁・せっけんシャンプー用リンスなどを
使いアルカリに傾いた髪を中和するとかたよくなります。あとせっけんにはさらさらにしたりする
添加物が入っていないため傷んでいた髪が素になったという例もあるようです。オイルを2・3滴、
髪が濡れているうちのばすのもいいです。1週間から1ヶ月、地肌が建康になると軽減します。

 

 

Q4  ピリッとした、かゆい


A 合わない材料が含まれていると思われますのでご使用しないでください。
あと、洗う時ごしごしこすらないようにしましょう。せっけんは弱アルカリで泡を乗せるだけで
ヨゴレ浮かせます。(ファンデのパフを洗うとよくわかります)こすると皮膚を傷つけてしまいます。

 

 

Q5  どうして作った日がかいてあるの


A 作った日はオイルと苛性ソーダが出会った日です。それから1ヶ月は使ってはいけない熟成期間です。
ここで使えますが、使いごこち良くなるのは2ヶ月以降です。その後もゆっくりと熟成は進みます。
作った日を明記するのは使いごこちの変化を楽しんでいただくためです。
アロマを使ったものは香りがとばないうちにお使いください。

 

 

Q6  どうして突っ張らないの


A すべてをせっけんにしてしまわずオイル分を10%から15%残しているからです。
過脂肪せっけんという高級せっけんと同じ状態で、わずかですが肌においる分が残ります。
一度も高温にすることなく閉じ込められたオイルが薄いベールを作り乾燥を防ぎます。
手作りせっけんの泡は、水+石鹸+グリセリン+スクワラン+オイルで出来ています。
大半は洗い流されますが、クリームで洗うようなものと言えます。後は化粧水だけとか
左記のようなオイルを薄くのばすだけでかなり保湿します。
何もつけないというツワモノもいらっしゃいましたが、シンプルなお手入れですむようになります。

 

 

Q7  作ってみたいのですが、だれでも作れますか?


A 作れます。ぜひ挑戦してみてください。苛性ソーダは劇薬ですので本などを購入され、熟読してから
作られることをお勧めします。好みのオイルで自分だけのせっけんを作るのはとっても楽しい!ですよ。

 

 

 

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